レトロ看板　アース製薬編

「ハイアース」「アース渦巻」の、最も一般的なタイプです。だいたい、ふたつセットで貼られていますが、稀に、どちらかひとつだけ貼られていることもあります。「アース渦巻」の由美かおるさんの写真は全国共通ですが、「ハイアース」の方の水原弘さんの写真は地方によって違います。関西や四国にある「ハイアース」の看板では、水原弘さんが歯を出して笑っています。過去に一度、関西方面で目撃しましたが、電車の中からなので、写真は撮れませんでした。

「ハイアース」「アース渦巻」の、四角バージョンです。このタイプも、だいたい、ふたつセットで貼られていますが、倉敷市東部で「ハイアース」のみふたつ貼られている所もあります。水原弘さんと由美かおるさんの写真は、↑の楕円形のものと同じです。サイズは、楕円形のものよりかなり大きいです。このタイプは、鉄道の近くに多いようですが、必ずしもそうとは限らないようです。

ハイアース　関西＆四国版

「ハイアース」「アース渦巻」の、関西＆四国版です。壁に垂直につけられた“オロナミンＣタイプ”の看板です。壁に向かって左側の面が「アース渦巻」、同じく右側の面が「ハイアース」です。全国版と関西＆四国版の大きな違いは、↑の楕円形バージョンでも触れましたが、「ハイアース」の水原弘さんが、歯を出して笑っているところです。「アース渦巻」の由美かおるさんの写真は、全国版も関西＆四国版も同じです。

「ハイアース」関西＆四国版の楕円形バージョンも、撮影でき次第アップします。

↑の楕円形＆四角形で紹介したタイプのものと同じですが、組み合わせが珍しいです。普通は、楕円形は楕円形同士、四角形は四角形同士で貼られていますが、この場所には、四角形の「ハイアース」と楕円形の「アース渦巻」という珍しい組み合わせで貼られていました。

このように、四角形の看板と楕円形の看板が並んでいると、大きさの違いがよく分かりますね。

「ハイアース」「アース渦巻」の看板には、社名の横に「47K」と小さく書かれているものがあります。「47K」と書かれたものは、楕円形と四角形、どちらのタイプでも見られるらしいですが、関東地方に多く見られると聞いています。しかし、この写真は倉敷市内で撮ったものです。
「47K」というのは、「昭和47年に作られた」という意味だと聞いています。「48K」と書かれたものもあるそうです。

上記の「ハイアース」「アース渦巻」と同じ、アース製薬のヒット商品「ごきぶりホイホイ」です。由美かおるさんの写真が載っているということは、発売当時（昭和48年頃）の物と考えられます。

これは、看板ではなくステッカーですが、何処かに看板も残っているという情報も聞いています。もし看板も見つけましたら、写真を撮ってこちらにアップするつもりです。尚、「ごきぶりホイホイ」の看板には、由美かおるさんの写真は載っていないらしいです。