年寄名跡、取得条件

 

下記のうち、ひとつでも達成していれば、年寄名跡取得の権利が得られる。

【通常】
@ 三役(小結以上)を、1場所以上。
A 幕内通算、20場所以上。
B 十両&幕内通算、30場所以上。
年寄名跡の前保有者や師匠、保証人(現役年寄)の願書があれば、28場所でも認められる。

【特権】 部屋の継承者に指名されている場合
@ 幕内通算、12場所以上。
A 十両&幕内通算、20場所以上。

横綱や大関は、現役引退時に年寄名跡が無くても、下記の期間は現役名のまま年寄として相撲協会に残れる。
    横綱=現役引退から5年間。
    大関=現役引退から3年間。

年寄名跡を借りて、相撲協会に残ることもできる。

 

独立して新しい部屋を創設するには、下記の条件のいずれかに達していなければならない。

@ 最高位が横綱・大関。
A 三役(小結以上)を、25場所以上。
B 幕内通算、60場所以上。

上記の条件に達していても、現役引退から1年間は独立できない。
既存の部屋を継承する場合は、上記の条件に達する必要はない。

 


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