木戸 克彦

きど・かつひこ

 

木戸克彦(1997年2月8日、撮影)

 

生年月日 1961年(昭和36年)2月1日
血液型 B型
出身地 大阪府堺市
出身校 PL学園 → 法政大学
在籍期間 1983年〜1996年(選手)(1996年はコーチ兼任)
1997年〜2002年(コーチ)
2003年〜2005年(二軍監督)
2008年〜2011年(コーチ)
ポジション 捕手
投打 右投右打
背番号 22(現役時代)   91(2008年〜2009年)
70(1997年〜2005年、2010年〜2011年)
現役通算成績 打率:2割3分  安打:505本  本塁打:51本

 

バース選手らと共に、1985年の優勝に貢献したひとりです。何と言っても、木戸選手のリードは抜群でした。打撃の方では、上記のとおり、あまり実績は残せていませんし、盗塁阻止の方でもかなり苦労をしていましたが、捕手にとって最も重要な仕事である投手のリードは、誰にも負けていなかったと思います。と言いますと、必ず「ヤクルトの古田には負けるだろう」と言う人が居ました。答えは「古田選手よりも、リードは上」です。と言いますと、必ず「お前、木戸のファンだから、そう言っているんだろう」と言う人が居ました。答えは「その逆」です。ファンだから褒めているのではなく、誰にも負けないようなリードのできる素晴らしい捕手だからこそ、ファンになったのです。特に、1992年、湯舟投手をノーヒットノーランに導いた時のリードは、他の捕手への手本になる、見事なリードでした。引退後、バッテリーコーチ(一時、ブルペンコーチ)、二軍監督を歴任し、野球解説者を経て、2008年から2011年までコーチを務めました。指導者としてもかなり高い評価をされていた人なので、近い将来、一軍の監督として現場に復帰することは間違いないでしょう。

ぼくは、野球観戦に行く時は、タイガースのユニフォームをよく着て行っています。背番号は、もちろん木戸さんの番号です。木戸さんが現役の頃は22番のユニフォームでしたが、引退してからは、ぼくも背番号70番のユニフォームを作りました。木戸さんがコーチになったばかりの頃、安芸のキャンプ場で木戸さんと逢いましたが、ぼくのユニフォームを見て、「背番号、変えたんだなあ」と言ってくれました。木戸さんは、ぼくのことを覚えていてくれたのです。ぼくは、とても光栄に思いました。


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