下津井電鉄廃線跡地を歩いて

 

下津井電鉄は、過去に倉敷市内を走っていた軽便鉄道です。

瀬戸内海を見渡せる絶景、日本ではあまり例の無いナローゲージ(狭軌)、

山あり谷ありの絶好のコースなど、観光客や鉄道マニアからも親しまれて

いましたが、平成2年12月31日を最後に全線廃止になってしまいました。

 

ぼくは、下津井電鉄が走っていた頃は全く関心が無く、一度も乗ったことが

ありませんでした。テレビで「下津井電鉄が廃止される」というニュースを

聞いても、「最後だから乗りに行こう」という気もしませんでした。

 

しかし、廃線になって4年後、児島方面に遊びに行っていて、偶然、下津井電鉄

の線路沿いの道を通り、赤茶色に錆びた線路を見て、それ以来、下津井電鉄

に関心を持つようになりました。「廃線になって4年になるというのに、未だに

線路も残っている。この廃線跡地を歩いてみるのも、おもしろそうだなあ」思い、

平成6年12月3日、初めてカメラを持って歩いてみました。(一部だけですが。)

 

その後の調べで、下津井電鉄が、昔は茶屋町から下津井まで走っていて、昭和47年3月

で茶屋町〜児島間が廃止されたことを知りました。そのことを知って以来、茶屋町〜児島

間も歩いてみたくなり、平成7年3月19日、茶屋町〜児島間(14,5キロ)を歩いてみました。

 

それ以来、ぼくは下津井電鉄に異常なほどの関心を持つようになり、

寒い時季になると、よく歩いています。(暑い時季は苦手ですので。)

そして、カメラでたくさんの写真を撮っています。

このページでは、ぼくが撮った下津井電鉄廃線跡地の写真を紹介します。

 

下電廃線跡地巡り その1  茶屋町〜藤戸
下電廃線跡地巡り その2  林〜小川
下電廃線跡地巡り その3  味野〜赤崎
下電廃線跡地巡り その4  阿津〜琴海
下電廃線跡地巡り その5  鷲羽山〜下津井
下電廃線跡地巡りの件で、ラジオ番組に出演